ネット集客に偏る怖さ。。。ストーリー造りの大切さ
2022/10/03
SNSが普及する前の時期に僕が務めていた飲食店をたくさん運営してる会社は、マネージャーの仕事はぐるなびを小まめに更新するのが仕事って言われていた。
確かに小まめな更新は、集客にはつながるけど回転数を追求することもあって、常連化には絶対繋がらない。
もちろん料理やドリンクのクオリティも、お客様にしてみれば期待値以下だし、サービスクオリティーも低い。
最近SNSの利用に仕方が、同じような偏りを感じる。
集客をすることはとても重要なことではあるけれども、顧客満足度を上げてファン作りをしていかないと、尻すぼみになる可能性の方が遥かに高い。
まずは、幾ら位の客単価でどの様に楽しんでもらいたいか。
客単価10,000円のイタリアンレストランであれば、最初に食前酒で乾杯して頂いて、アミューズ 前菜 パスタ メイン料理 デザートという流れの中で、一緒にワインを楽しんでいただくストーリーを基本として設計する。
そして、そこからドリンクとフードメニューに落とし込んで、一品づつにストーリーを込めていくことが大切。
そのストーリーを明確にしていくことで、スタッフがどのお様なストーリーでオーダーテイクしていくべきかが共有できる環境が構築される。例えばお酒が飲めない方やアレルギーで省かなければならない食材などのイレギュラーケースに対しての対応も、基本のストーリーがベースになっていればスマートな対応も可能になる。
そして、それがお客様の安心感にも繋がって、コミュニケーションもしっかりとるゆとりが生まれて、常連化につながる。
まずは、そのベースがあっての集客活動としてのSNS利用だと思う。
メニュー作りもフードに集中しがちな業態もあるけれども、フードとドリンクをしっかり絡めたメニューづくりをしないと、お客様にとっても分かりにくいし、スタッフにとってもオーダーテイクのコンセプトが理解できないままの仕事になってしまう。
集客やメニューでお悩みの方は、ぜひご相談ください。