マーケティング
2022/02/14
数年前、イタリアの某自動車メーカーのデザイナーと話す機会があって、とても興味深い話だった。
「私がデザインを考えるときの思考は、まず自分が一人のユーザーとして考えて、自分が一番欲しい機能やデザインを考えるところから始めていた。
だからこそ、皆がびっくりするようなデザインが出来たんだ。
そして、そこからマーケティングが動き出すのが、当時のルーティーンだった。
しかし、今はマーケティングが先にあって、その後に設計とデザインがくるから、皆同じようなデザインになってしまって、面白いデザインが出てこない。」
確かに。。。
僕は、音楽に関わる仕事もしていたことがあったし、飲食業との関わりも強いので、対面接客の角度から見ても、とても興味深い話だった。
自分がここで聞きたい音だったり、欲しい味だったり。。。
対面接客の場合は、ここにマーケティングにつなげるヒントがある。
自分が欲しいものから始める企画からのマーケティング
SNSなどから知ることができるマーケティングからの商品開発
それが、バランスよくできると、もっともっと面白いものが出来るのだろう。
もっとリズム感を持ってサプライズのあるマーケティングを、進めていきたい。
それが、株式会社Sense of Timeの経営理念である。